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若い子には苦痛なのか、100年時代どのように生きる?Ⅱ

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https://kan-ken-sokusin.com/2023/02/17/%e8%8b%a5%e3%81%84%e5%ad%90%e3%81%ab%e3%81%af%e8%8b%a6%e7%97%9b%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b%e3%80%81100%e5%b9%b4%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%a8%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%ab%e7%94%9f%e3%81%8d/
前回の続きです
前回は30代までを話しました。今回は40代以降のお話です。

40代:過去の頑張りが報われる時期

子供も中学生〜高校生に、自立に向けて行動、家族としての役割を担う

一昔の前の40代は、働き盛りで家族を養うために、朝から晩まで働くというのが、普通でした。
現代では賃金も上がらず、働いた分の給料も貰えず。ただ家族との時間を費やして、労働している現状です。
子供の方は、学生生活が始まり家族と関わる時間が減っていきます。その中で家族と仕事との両立は、不可能に近いです。
そのために、結婚までに資産形成と自分の稼げる力を把握することが大切になってきます。生活の質を見直せば、独身時代での資産形成は着々と行えます。
独身時代で資産形成を行えたかどうかでご自身の40代の生活は大きく変わってくると考えられます。

50代:人生折り返し地点

子供達の成人、子育ての一区切り。第二の人生の幕開け。
早ければ46歳−50歳
※理想は55歳までに子供が成人し、一人で生活、お金を稼ぐことができるようになっている。

50代、人生100年時代の折り返しです。50代で子供の自立が叶えば、そこからは第二の人生の幕開けです。
現在は70歳まで現役などと言われていますが、50代で第二の人生が開幕すれば、余裕をもって老後資金の形成ができます。
また独身時代から積み重ねた資産もあれば、充分だと考えられます。
また50代で子供の自立は、心身のストレス軽減に非常に良いです。「子供が居るからストレスがかかる」ではなく、50代であっても老化が進んでおり身体と心は徐々に脆くなっています。そのような意味で50代での子育の一区切りは、とても大切です。
そして、身体の老化が進行し始めて、パートナーと共に色々な病気が顔を出してきます。生活習慣病から脳卒中や心疾患など。
通院や内服治療など身体にかかる費用が多くなってきます。
この時期に中高生の学生がいた場合は、家計は火の車となり首が回らなくなると考えられます。

特に50代女性は、くも膜下出血を発症しやすいです。この時期に子育てや家計の中心だった場合のダメージはとてつもなく大きいです。

60代:第二の人生でベストな時期

第二の人生を過ごす。働くでも良し、遊ぶもよし。自由に過ごす。子供結婚、孫の誕生はこの時期が良い!

60代は身体と相談しつつ、自身やパートナーと生活ができる範囲での仕事や旅行などを考える時期です。
病気があれば、生活を見直すというチャレンジも必要だと思います。
また子供も20代〜30代となり、結婚や出産などのイベントが多くあるとより幸福度が増します。
60代で孫ができれば、孫の世話や子供夫婦の支えになれ第二の子育てが行えます。
これが70代であれば老体に鞭を打つことになりますが、60代であれば比較的行動しやすく、自身の負担は少ないと考えられます。

70代〜100歳:死に際を考える時期

この時間はほとんど余生です。病気とともに過ごして行きます。
自分自身がどのような病気にかかるかを予め考えて、生活していけばどのような死に方になるのかは、想像しやすいと思います。
また、家族や遺族にどのような最後にしたいのか、延命治療の有無などを考える最後の時期だと思います。
生きる欲も大切ですが、死に際も決めとかないとズルズル延命という形で5年〜10年はベッド上で生き長らえます。
※医療者としての個人的な意見ですが、60〜70代が自分の希望する医療を口頭で言える最後の時間だと思っています。

最後に

今回どのように生きるべきかを考えて来ましたが、やはり独身時代で、どれだけ資産形成やお金について勉強・行動できるかが一番重要でした。
そして自分に合う生活を見つけていくのが、近道であると考えられます。
若い人に多く見てもらい、自分の生活を充分に過ごせるようになって欲しいです。

※身体への負担は個人差があり、一概には言えません。あくまで個人の意見です。

ABOUT ME
枇杷法師
看護師の枇杷法師です。病棟・救急ユニットで働いています。 多くの患者さんを見てきて、生活習慣や健康に対して大切にしなければと強く思うようになりました。 その中で、健康寿命を全うすることが大事と思うようになりました。 このブログでは、健康寿命を全う出来るようにやるべき事を発信していきます。